お地蔵さん

【地蔵院通信】平成24年お正月 第31号

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
檀信徒の皆様方には、旧年中の御法愛を厚くお礼申し上げます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

合掌

- 山門、鐘楼落慶法要のご報告 -

昨年の11月12日に山門、鐘楼落慶法要と先住職 祖謙和尚の27回忌法要が大本山東福寺派管長 無價室老大師猊下を始め、多くの関係御寺院方の御出頭を賜り厳粛且つ盛大に執り行われました。

落慶法要は、そのお祝いの喜びをもって、み仏様のみ教えが広く人々に伝えられると共に、檀信徒始め、お集まりいただいた方々に福徳がおとずれることをお祈り致します。
さらにこの功徳が多くの人々の下にもめぐり来ることを願うおつとめです。

法要の式次第は下記の通りです。

山門、鐘楼 落慶法要
 一、献灯、献華
 一、落慶香語
 一、大般若祈祷
 一、管長猊下御祝辞
 一、褒賞授与
 一、総茶礼


管長様の撞き初め

当日は、午前8時に教区の御寺院方がご到着。9時には管長様もご到着され、先ず新築された鐘楼で撞き初めをしていただきました。
『献灯、献華』 …法要に先立ちまして、み仏様にお灯明とお花が寺族の天童二人によってお供えされました。

和尚様方のご入場に続き、大本山 東福寺派管長、無價室老大師猊下がご入場されました。
『落慶香語』 …管長様が、本日の落慶を讃えたお祝いの偈をお唱えになられました。

『大般若祈祷』 …このお祝いの喜びをもって、お檀家さんを始め、多くの皆様に福徳がおとずれるよう大般若祈祷を行いました。

『管長猊下、御祝辞』 …ここで、大本山東福寺派管長、無價室老大師猊下より、御祝辞を賜りました。

『褒賞授与』 …管長様より、地蔵院檀信徒一同に対して褒賞状が授与されました。続いて、大本山東福寺より、川上建設株式会社様と住元建築研究所様に対して感謝状が授与されました。

少し休憩の後に、先住職 楞山祖謙和尚の27回忌法要を行いました。

祖謙和尚27回忌法要
一、拈香
一、大悲呪坐誦 回向
一、塔参諷経
一、記念撮影



和尚様方がご入場。
管長猊下が、再びご入場されました。
『拈香』 …管長様が、先住和尚の遺徳をしのぶ法語をお唱えになられました。

以上で、法要が終わりました。引き続き、山門前で記念写真を撮りました。
後日、管長様に御礼に伺ったときに、「大変だったでしょうが、良いご縁をいただきましたね」とお言葉を頂戴しました。

良いご縁とは、私も含めてこの事業にご協力くださった全ての方がお地蔵さまと良いご縁を結ばれたということです。これこそ、お蔭さまです。

最後になりましたが、今後とも地蔵院に対しまして御法愛賜りますようお願い申し上げます。

合掌

先住和尚の頂相

- 年始にあたり -

地蔵院責任役員 三宅 澄秀

明けましておめでとうございます。
新年に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。

檀信徒の皆様方にはご家族お揃いで輝かしい新春をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。

旧年中は山門、鐘楼の改修工事に格別のご協力とご理解を頂き厚く御礼申し上げます。

お蔭をもちまして落慶法要を大本山東福寺派管長様を始め多くの関係寺院様の御出席を賜り、盛大に執り行うことが出来ました。

これも皆様方のご厚情と心から感謝致しております。

これからもお寺の内外の整備、改革等、色々とあることと思いますが、皆様方のご協力をよろしくお願い致します。

最後に皆様方の益々のご健勝とご繁栄を祈念し、挨拶とさせていただきます

  平成24年 元旦

- お言葉 -

平成24年
  雲 無 心

    東福寺管長 遠藤楚石老大師

   雲無心出岫(雲無心にして岫を出ず)
   雲はまったく無心です。その雲のように自己を忘じた無心の
   境地、無心のはたらき。※岫は山の洞穴、山の峰の意。

- 編集後記 -

2011年の「今年の漢字」「絆」でした。
「絆」とは、「糸」「音符のハン(挽くの意)」から成り、 物をつなぎとめるもの「きずな」という意味です。

「絆」が選ばれた理由として、東日本大震災やタイの洪水など国内外で大きな自然災害が相次ぎ、 人のつながりの大切さを改めて感じたことや、サッカー女子ワールドカップで初優勝した「なでしこジャパン」のチームワークが挙げられました。

今年の干支の「辰」という字は二枚貝が殻から足を出している様子をあらわしていて、「こきざみに動く」という意味があります。

今年は、人とのつながりを大切にして、自分の事だけでなく、周りの人の事も考えて行動できるようになりたいと思います。

今月の掲示板

大きな慈しみ
大きな悲しみ
大きな喜び
大きな施し
これが仏の心なのだ

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平成二十四年度年忌表

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 三回忌 平成二十二年度亡
 七回忌 平成 十八年度亡
十三回忌 平成 十二年度亡
十七回忌 平成  八年度亡
二三回忌 平成  二年度亡
二七回忌 昭和六十一年度亡
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三七回忌 昭和五十一年度亡
五十回忌 昭和三十八年度亡
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