【地蔵院通信】平成25お盆 第34号
立秋とは申しながら秋めく気配もなく、まだまだこの暑さは続きそうです。 檀信徒の皆様いかがお過ごしでしょうか。 このお盆も何卒宜しくお願い申し上げます。
合掌
はきものをそろえると心もそろう 心がそろうとはきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう 曹洞宗の僧侶、藤本幸邦さんの『はきものをそろえる』という詩です。 「履物のみだれは心のみだれ」と言いますが、我が家でも家族の靴が散乱していることがあります。 そんな時は、みんなの心が自分勝手な方向を向いていて相手を思いやる気持ちを忘れているような気がします。 「看脚下」という禅語があります。 足もとを見よという意味で、地蔵院の玄関にも掲げられています。 この言葉には、履物をそろえましょうという他に、自分の心をしっかりと見つめましょうという教えが込められています。 永平寺の貫主であった、宮崎奕保老師は 「履物が曲がっていれば真っ直ぐに直さずにはおれなくなる。直せないのは、自分が曲がっておるからだ」 と看破されています。履物一つにも自分の心が表れているのです。 履物をそろえることは、自分の心をととのえて、相手と心をそろえたいという気持ちの表れです。 どうかこのお盆、ご家族皆さまの心をそろえてご先祖さまをお迎えください。
合掌
地蔵院では、お盆の総供養を行います。 ご先祖様はもとより、すべての仏さまへのご供養です。 どうぞお参り下さいますようご案内申し上げます。 8月22日(木) 午前10時より 法話 午前11時より 総供養 当日は、お車でお越しの方は、お寺の西と 正面に合わせて約50台収容の駐車場がございますので そちらをご利用下さい。
謹啓 残暑の候、いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。 長年にわたりましてお寺を支えていただきました、地蔵院責任役員 石部市夫氏と潮音寺責任役員 松田武氏には、この春をもちましてその役を辞されました。 後任には三宅英世氏と松田良彦氏に就任していただきましたので、ここにご報告申し上げます。 旧役の方には山門、鐘楼の改修工事と落慶法要、先住職 祖謙和尚の27回忌法要などお骨折りをいただき誠にありがとうございました。 新役の方には、今後とも、護寺発展のためによろしくお願い申し上げます。
敬具
「坐禅会、写経会」
「坐禅が身についてお寺に来なければと思い、常に人の喜ぶ事を一日一つ以上する。喜んでくれることが自分の喜びとなる」 「春から坐禅に来させていただいて、静かな環境の中での坐禅はとてもさわやかなものでした。 修業とはほど遠いものですが、お説教を聞き少しずつ自分の身につけばと思います」 「写経会に参加させていただいて2年が経ちました。 いつまで続けられるかと思っていましたが、今では月1回の写経会を楽しむようになりました。 平素は雑事に追われ忙しくしていますが、この時だけは心静かに一字一字下手ながらも心を込めて書いています。 元気な間は続けて参加させていただきたく思っています」 「ご住職のご先祖さまと仏さまに感謝していただかれましての言葉を心に、健康に過ごさせていただいたことに感謝の念を深める写経会でした」
春のお寺参り 開催 平成25年4月13日(土)午前11時より当寺におきまして、春の先祖供養と法話会を催しました。 当日は、大本山布教師、滋賀県東近江市の生蓮寺ご住職 横山 玄秀さまを講師にお招きし、 『一度きりの人生 心豊かに』という題で、ご法話いただきました。 また、法話に先立って、檀信徒皆さまのご先祖さまのご供養をさせていただきました。 まず、お釈迦さまの誕生仏に甘茶をかけ、続いてご焼香いただきました。 先祖供養の後、皆で甘茶を美味しくいただいてから法話会となりました。 お参りいただいた、善男善女の皆さまには、本当にありがとうございました。
永代供養墓(合同墓)を、本堂の横に建立致しました。 個別での納骨もお受けします。 永代供養墓(合同墓)とは、皆さまでお使いいただける墓地のことで、永代にわたりお寺でご供養いたします。 草取り、掃除などの心配もご無用です。 宗旨、宗派は問いません。お墓のことでお悩みの方は、どうぞお問い合わせください。
2年前に起きた東日本大震災の義援金托鉢に参加したのがきっかけで、 倉敷仏教会の活動に微力ながら協力させていただいています。 今年は、6月24日(月)に倉敷市の芸文館大ホールで『四国八十八ヶ所霊場と仏像』と題して、 講演と四国霊場お砂踏みを行いました。 朝から大勢の人のご協力で、お砂踏み会場が出来上がってゆく様子に感心しました。 多くの人が仏教に触れるきっかけとなれば幸いです。
盆 皿に盛ったものを分けて供える 普段忘れがちなご先祖に、 年に一度お供え物をして供養する。 これがお盆である。 朝夕に仏を拝んで供養する人は、 いつも心の中にお盆がある。
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