お地蔵さん

【地蔵院通信】平成26お盆 第36号

立秋とは申しながら秋めく気配もなく、まだまだこの暑さは続きそうです。
檀信徒の皆様いかがお過ごしでしょうか。
このお盆も何卒宜しくお願い申し上げます。

合掌

- 子供坐禅会 -

夏休みの初日、7月19日に地蔵院で子供坐禅会を行いました。
当日は、小学生のお子さんが15名ほどと保護者の方が7名ほど、合わせて20数名の皆さんにご参加いただき坐禅を体験してもらいました。

朝、6時半から一緒に『般若心経』をお唱えして、いよいよ、坐禅に挑戦です。
最初に、坐禅の説明をして、その座り方や呼吸の仕方を学びました。

いつも元気に動き回っている子供たちですから、じっとしているのは大変です。
坐禅をしている間は、言葉を話すことはもちろん、蚊にくわれてかゆくなっても動いてはいけません。

高学年の子供たちは、習ったとおりに背筋を伸ばして、一生懸命に座っています。
でも、低学年の子供たちの中には、姿勢を崩して、周りをきょろきょろと見回している子もいます。

休憩の合図がなると、みんな一斉にふーっと息を吐いて、手足を伸ばします。
お互いに感想を語り合って、「緊張したね」「足が痛かったね」なんていう声が聞こえてきます。
遊んでいるとあっという間の30分ですが、じっと座っていると、長い長い30分です。

緊張から解き放たれて子供たちは、ほっとした様子です。

何かを成し遂げた後の充実感で、どの顔も輝いていました。

子供たちには、きっと良い経験になったと思います。
私も、子供たちを通して坐禅の大切さ、辛抱することの尊さを学ばせていただきました。

合掌

- お知らせ -

地蔵院では、お盆の総供養を行います。
ご先祖様はもとより、すべての仏さまへのご供養です。
どうぞお参り下さいますようご案内申し上げます。

 8月22日(金)
 午前10時より 法話
 午前11時より 総供養

当日は、お車でお越しの方は、お寺の西と
正面に合わせて約50台収容の駐車場がございますので
そちらをご利用下さい。

- 栄西禅師800年のご遠諱 -

本年は、日本に臨済宗を広め、京都最古の禅寺「建仁寺」を開創した栄西禅師の800年のご遠忌にあたります。

栄西禅師は、永治元年(1141年)4月20日、備中、吉備津神社の社家、賀陽氏の子としてお生まれになりました。
同神社の近くにある記念地には、この春、庭園が整備されました。

また、4月26日には、建仁寺派管長、小堀泰巌老大師をお招きして、岡山市、さん太ホールにおいて公開講演会が開かれました。

京都へご旅行の際は、ぜひ、栄西禅師ゆかりの建仁寺へお参りくださいますようお願い申し上げます。

- お地蔵さんの広場 -

「子供坐禅会の感想」

「坐禅をして分かったのは、あぐらを組んだ時、足を両方上げてやると足がつりかけた。
あと、たたかれると気持ちよかった。あと、お茶がおいしかった」

「坐禅がきつかったです。特に、2回目の15分間が一番きつかったです。
黒い座布団を下にひくとだいぶ楽になりました。
お経を唱えるのがむずかしかったです。今日はありがとうございました」

「警策でたたかれると痛いと思っていたのに、そんなには痛くなくて気持ちよかった。
それでお経を読むのが楽しかった。30分間すわるのが大変だった」

初めて坐禅をして、足が痛かったです。
坐禅のやり方を教えてもらったりして、すごいなと思いました」

「足がしびれた。ちょっと疲れたけど楽しかった

「坐禅を組んでいるのが痛かった。たたかれるのが気持ちよかった

「15分がきつかった。たたかれなくてよかったです

- 法話の会 -

春のお寺参り 開催

平成26年4月12日(土)午前11時より当寺におきまして、春の先祖供養と法話会を催しました。

当日は、大本山布教師、東京都あきる野市の廣済寺ご住職 渡邊 宗禅さまを講師にお招きし、
『心は主~禅の心を求めて~』という題で、ご法話いただきました。

また、法話に先立って、檀信徒皆さまのご先祖さまのご供養をさせていただきました。

まず、お釈迦さまの誕生仏に甘茶をかけ、続いてご焼香いただきました。
先祖供養の後、皆で甘茶を美味しくいただいてから法話会となりました。

お参りいただいた、50名の善男善女の皆さまには、本当にありがとうございました。

- 永代供養墓(合同墓)のご案内 -

永代供養墓(合同墓)を、本堂の横に建立致しました。
個別での納骨もお受けします。

永代供養墓(合同墓)とは、皆さまでお使いいただける墓地のことで、永代にわたりお寺でご供養いたします。
草取り、掃除などの心配もご無用です。

宗旨、宗派は問いません。お墓のことでお悩みの方は、どうぞお問い合わせください。

- 編集後記 -

先日、お寺にお参りに来られた方が、「このお寺の紋は黒田官兵衛と同じですね」と言われました。

確かに同じです。
ひょっとして、黒田家と関わり合いが?

思いがけないことに、歴史ミステリーを感じました。
官兵衛も苦難の時期を乗り越えて、これからが天下取りの大舞台です。
同じ藤巴の御紋の縁で、「軍師 官兵衛」を応援したいと思います。

ほっと一息

坐禅

朝に坐れば勇気
夕に坐れば感謝、
正しく坐れば健康、
続けて坐れば長寿、
静かに坐れば智慧、
共に坐れば和合が生まれる。

お願い

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平成二十六年度年忌表

 一周忌 平成二十五年度亡
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 七回忌 平成二十 年度亡
十三回忌 平成 十四年度亡
十七回忌 平成 十 年度亡
二三回忌 平成  四年度亡
二七回忌 昭和六十三年度亡
三三回忌 昭和五十七年度亡
三七回忌 昭和五十三年度亡
五十回忌 昭和四十 年度亡
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