【地蔵院通信】平成27お盆 第38号
立秋とは申しながら秋めく気配もなく、まだまだこの暑さは続きそうです。 檀信徒の皆様いかがお過ごしでしょうか。 このお盆も何卒宜しくお願い申し上げます。
合掌
五月の初めに地蔵院に七福神様が、おいでになりました。 ご奇特な方が、誰もが気軽に「七福神めぐり」を出来るようにと発願して施主となってくださいましたので、 庵治石の作家、山田浩之氏に制作をお願いしました。 鐘楼の横に鎮座していただき、吉日を選んで開眼供養を厳修致しました。 七福神様とは、日本(恵比寿)インド(大黒天、毘沙門天、弁財天)中国(布袋尊、福禄寿、寿老人)という 三か国の神様の集まりです。 お経の中に「七難即滅、七福即生」とあることから、七福神様をお参りすると、 七つの災難を除いて七つの幸福を授かると言われています。 恵比寿は右手に釣竿、左手に鯛を抱えた姿で商売繁盛。 大黒天は大国主命と同じと考えられて右手に打ち出の小槌を持ち米俵にのる姿で食物と財富。毘沙門天は勇ましいお姿から勇気と勝運。 弁財天は唯一の女神で琵琶を抱いたお姿から芸能と知恵。布袋尊は中国の禅僧がモデルとされ、大きなお腹を出した姿から福徳円満。 福禄寿は長い頭とひげをもち、福(幸福)、禄(財産)、寿(長寿)に恵まれる。寿老人は好々爺然として長いひげをたくわえ、長寿を授ける。 七福神様の願いは、私たちが、幸せに恵まれることです。その幸せとは、物質的な豊かさではなく、心の豊かさです。 どうぞ七福神様にお参りして、そのお徳をいただいてください。
合掌
地蔵院では、お盆の総供養を行います。 ご先祖様はもとより、すべての仏さまへのご供養です。 どうぞお参り下さいますようご案内申し上げます。 8月22日(土) 午前10時より 法話 午前11時より 総供養 当日は、お車でお越しの方は、お寺の西と 正面に合わせて約50台収容の駐車場がございますので そちらをご利用下さい。
「お線香のお話」
地蔵禅院 住職
先日、仏具店さんとお話をする機会がありました。 その時に、この頃は煙の出ない、においの少ない、お線香がよくでるとうかがいました。 確かに、公共の施設などでは、お香をたくことが出来ません。また、家の中でも煙やにおいが気になる方もおられます。 もともと、お香とは、身を清めて良い香りを楽しむインドの習慣でした。 特に仏教では、お香は、お花とともに仏さまにお供えする大切なものです。 お香(お線香)を薫じることは、次の三つの意味があります。 一、お香は仏さまやご先祖さまの一番の供養です。 よい香りのお香をたいて下さい。 一、お香の煙によって、仏さまやご先祖さまを送り迎えします。 お香は仏さまの使いといわれます。 一、お香には、わが身と心、そして室内をお清めする働きがあります。 お線香 上がる煙に 想いのせ
春のお寺参り 開催 平成27年4月12日(日)午後2時より当寺におきまして、春の先祖供養と法話会を催しました。 当日は、大本山布教師、神奈川県小田原市の 東学寺ご住職 笠 龍桂さまを講師にお招きし、 『人生は四苦八苦』という題で、ご法話いただきました。楽しくためになるお話にわきました。 また、法話に先立って、檀信徒皆さまのご先祖さまのご供養をさせていただきました。 まず、お釈迦さまの誕生仏に甘茶をかけ、続いてご焼香いただきました。 先祖供養の後、皆で甘茶を美味しくいただいてから法話会となりました。 お参りいただいた、30数名の善男善女の皆さまには、本当にありがとうございました。
永代供養墓(合同墓)を、本堂の横に建立致しました。 個別での納骨もお受けします。 永代供養墓(合同墓)とは、皆さんでお使いいただける墓地のことで、永代にわたりお寺でご供養いたします。 地下に納骨室、地上に観音さまをお祭りします。 宗旨、宗派は問いません。お墓のことでご心配の方は、どうぞお問い合わせください。
六月の研修会で、作家の青木新門さんの「いのちのバトンタッチ」というお話をうかがいました。 青木さんは、映画『おくりびと』のモデルとなった方です。 ご自身の体験をつづった『納棺夫日記』に感銘を受けた俳優の本木雅弘さんが映画化しました。 青木さんの生の言葉には、映画以上の迫力がありました。 人が目を背けたがることの中に、本当に大切なことがあると感じました。
お線香 毎朝、仏壇の前でお線香1本まっすぐに立て、 ご本尊様、線香、自分が一直線になるようにして、 1分でも2分でもいいから息を整え、 姿勢をまっすぐにして、 心を落ち着けて座りなさい。 (宮崎奕保禅師)
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