【地蔵院通信】平成28お盆 第40号
立秋とは申しながら秋めく気配もなく、まだまだこの暑さは続きそうです。 檀信徒の皆様いかがお過ごしでしょうか。 このお盆も何卒宜しくお願い申し上げます。
合掌
お盆になると「帰省ラッシュ」という言葉をよく耳にします。 『広辞苑』によると「帰省」とは、故郷に帰って、父母の安否を問うことです。 ただ故郷に帰るのではなく、父母を見舞い、ご先祖様のお墓に参ります。 そうして、自分の「命のふるさと」と「心のふるさと」を確かめるのです。 「命のふるさと」は、もちろん父母、祖父母です。 それでは、「心のふるさと」はどこでしょう。禅の言葉に「帰家穏坐」という語があります。 長い間旅をして、やっと我が家に帰ってホッとしたところ。もう何も求めることのない絶対的な安穏の境地を表しています。 「帰家」の帰るべき家とは、本来の自己であり、仏の心です。 「心のふるさと」それは、心安らぐ仏の心です。 鎌倉の円覚寺の管長を務められた、朝比奈 宗源老師のお言葉です。 「仏心の中に生まれ、仏心の中に生き、仏心の中に息を閉じよ」 私たちは気付かずとも、いつも仏の心と共にあるのです。 どうかこのお盆、ご家族皆さまで心のふるさとを訪ねてみてください。
合掌
地蔵院では、お盆の総供養を行います。 ご先祖様はもとより、すべての仏さまへのご供養です。 どうぞお参り下さいますようご案内申し上げます。 8月22日(月) 午前10時より 法話 午前11時より 総供養 当日は、お車でお越しの方は、お寺の西と 正面に合わせて約50台収容の駐車場がございますので そちらをご利用下さい。
夏休みの最初の土曜日、7月23日に地蔵院で子供坐禅会を行いました。 当日は、小学生のお子さんが13名と保護者の方が4名、合わせて17名の皆さんにご参加いただき坐禅を体験してもらいました。 朝、6時半から一緒に『般若心経』をお唱えして、いよいよ、坐禅に挑戦です。 20分間何もせずにジッとしていることが、子供たちにとってどれほど大変なことか。 それでも、子供たちは頑張りました。 子供たちの熱心さに和尚さんも汗びっしょりになりました。
「誕生寺 会式研修旅行」 4月17日(日)に倉敷仏教会の研修旅行で久米南町の誕生寺へお参りしました。 地蔵院からは、10名の方にご参加をいただきました。 当日は午前8時に倉敷を出発して、バスで津山鶴山公園へと向かいました。 10時前に到着して、津山城跡を散策して石垣の大きさにびっくりしました。 その後、昼食をいただいてから誕生寺へ向かいました。 誕生寺は、浄土宗を開いた法然上人のお生まれになった場所に弟子の熊谷直実が建てたお寺です。 当日は、法然上人のご両親の法要が営まれ、「二十五菩薩練供養」が行われました。 練り供養とは阿弥陀如来が、人々を極楽浄土に導く様子を演じる行事です。 おごそかな法要に続いて練り供養が始まると、お祭りの華やかさも加わってより感動しました。 供養が終わると、お土産をいただいて気持ちよくお寺を後にしました。 好天にも恵まれてすばらしい研修旅行になりました。 皆様、ありがとうございました。
春のお寺参り 開催 平成28年4月16日(土)午前11時より当寺におきまして、春の先祖供養と法話会を催しました。 当日は、大本山布教師、静岡県浜松市の實相寺ご住職 巨島 信慶さまを講師にお招きし、 『 宝物はこの手の中に 』という題で、ご法話いただきました。良いお話に感心しました。 また、法話に先立って、檀信徒皆さまのご先祖さまのご供養をさせていただきました。 まず、お釈迦さまの誕生仏に甘茶をかけ、続いてご焼香いただきました。 先祖供養の後、皆で甘茶を美味しくいただいてから法話会となりました。 お参りいただいた、40名の善男善女の皆さまには、本当にありがとうございました。
永代供養墓(合同墓)を、本堂の横に建立致しました。 個別での納骨もお受けします。 永代供養墓(合同墓)とは、皆さんでお使いいただける墓地のことで、永代にわたりお寺でご供養いたします。 地下に納骨室、地上に観音さまをお祭りします。 宗旨、宗派は問いません。お墓のことでご心配の方は、どうぞお問い合わせください。
本年は、わが宗祖 臨済禅師様の1150年の遠諱にあたります。 約1500年前に達磨大師によってインドから中国に伝えられた禅は、臨済禅師によって広がり、 後に岡山県出身の栄西禅師が、日本へと伝えられました。 それを記念して、11月22日には僧侶であり芥川賞作家である玄侑宗久師をお招きして、 岡山市さん太ホールにおいて公開講演会が開かれます。是非、ご来場ください。
やおいの心 やさしい心 おもいやりの心 いたわりの心
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