【地蔵院通信】平成30年お盆 第44号
この度の豪雨により被害を受けられた皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。 くれぐれもお体にご留意なさり、一日も早い復旧をされますよう心からお祈り申し上げます。
合掌
♪夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空 童謡「夏の思い出」です。 私が子供の頃には、夜になるとウシガエルの声がそこら中から聞こえてきましたが、 今では全く聞こえません。 代わりに朝はクマゼミの鳴き声が響き渡ります あるアンケート調査によると「夏を感じる音」について訪ねたところ、 1位は蝉の鳴き声でした。 他には、風鈴の音や打ち上げ花火の音などでした。 私なら和尚さんの唱えるお経も入れたいところです。 お盆が近づくと家々からお経や鐘の音が聞こえてきます。 仏教では音は声(しょう)と云い、言葉・音声・響きを表します。 さらに、声には八種類があります。 まず、感情を持つ生き物の声と山川草木など感情を持たない物の声とに分けます。 その中でそれぞれに、意味のある声と意味の無い声、聞く人の心を喜ばす声と そうでない声の四種類があり、合わせて八つになります。 お経は、仏さまと聴く人の心を喜ばす声だと思います。 私がお経を唱えるときに教わったことは、 「お経は、真実の言葉だからごまかしたりしてはいけない、大きな声ではっきり読みなさい」でした。 小僧さんたちもこの教えを守って、今年からお盆に回っています。 どうか、皆さま温かく見守って下さるようお願いいたします。
合掌
地蔵院では、お盆の総供養を行います。 ご先祖様はもとより、すべての仏さまへのご供養です。 どうぞお参り下さいますようご案内申し上げます。 8月22日(水) 午前10時より 法話 午前11時より 総供養 当日は、お車でお越しの方は、お寺の西と 正面に合わせて約50台収容の駐車場がございますので そちらをご利用下さい。
春のお寺参り 開催 平成30年4月21日(土)午前11時より当寺におきまして、 春の先祖供養と法話会を催しました。 当日は、大本山布教師、佐賀県有田町の桂雲寺ご住職 夏秋尚孝さまを講師にお招きし、 ご法話頂きました。 また、法話に先立って、檀信徒皆さまのご先祖様のご供養をさせていただきました。 その後、皆で甘茶を美味しくいただいてから法話会となりました。 皆さま、お参りいただきありがとうございました。
「春のお寺参りに参加して」先ず先祖供養がありました。 和尚様とお二人のお子様の小僧さんとで読経をしてくださいました。 小僧さんは和尚様とご一緒に大きな声での読経、大変ありがたいと同時に頼もしく思いました。 「教えるのも教わるのも大変だ」 おじいちゃんが亡くなった後、おばあちゃんが仏様を拝む姿を見てお孫さんが育っていくことを例にとって、 日常生活の中での後ろ姿で教えることの大切さを教えていただきました。 「不離当処」(ふりとうしょ)今、現在をしっかり生きる 南禅寺管長を務められた故 柴山老師の詩「花は語らず」を朗読されました。 花は無常の中に咲き、無常の中に散る。 だから輝きが一層美しい。 ここにこそ、私たちが学ぶべき無常の理があるのではないでしょうか。 どんなに短い命であっても、花のように一瞬一瞬を精一杯生きられたら、 悔いもなくそれぞれ輝く人生が送れるのではないでしょうか。 大変ありがたいお話を聴かせていただきました。 広々とした本堂には手入れの行き届いたお庭から心地よい風が入り、 絶好のお寺参り日和でした。
3月8日 山陽新聞朝刊切り抜き
夏休み最初の土曜日、7月21日に地蔵院で子供坐禅会を行いました。 当日は、小学生のお子さんが10名と保護者の方が4名参加して、 坐禅会のメンバー11名をお手本にして坐禅を体験しました。 その子供たちの姿から、新しいことに取り込む気持ちと感動を教えてもらいました。 この気持ちを忘れずに『お地蔵さん』を作りたいと思いますので、 どうか皆さまのご投稿をお願い申し上げます。
見えないところで、 ひとつながりに、 つながりあって、 生きているのは、 つくしんぼだけじゃない。 (東井 義雄)
皆様のご投稿をお待ちしています ◆投稿は原稿用紙一枚(400字)程度にまとめて下さい ◆俳句・短歌・川柳・詩などは官製葉書にお書き下さい ※住所、氏名を必ずお書き下さい 尚、投稿はお返しいたしません 地蔵院内『お地蔵さん』編集係までお送り下さい
一周忌 平成二十九年度亡 三回忌 平成二十八年度亡 七回忌 平成二十四年度亡 十三回忌 平成十八年度亡 十七回忌 平成十四年度亡 二三回忌 平成八年度亡 二七回忌 平成四年度亡 三三回忌 昭和六十一年度亡 三七回忌 昭和五十七年度亡 五十回忌 昭和四十四年度亡 ※ご命日をご確認ください