【地蔵院通信】令和元年お盆 第46号
立秋とは申しながら秋めく気配もなく、まだまだこの暑さは続きそうです。 檀信徒の皆様いかがお過ごしでしょうか。 このお盆も何卒宜しくお願い申し上げます。
合掌
去る7月4日、西日本豪雨の発生から1年となるのを前に、 倉敷仏教会と真備仏教会は豪雨をはじめとした災害犠牲者を供養する法要を真備町で行いました。 当日は、宗派を超えて三十九名の僧侶が集まって祈りをささげました。 私も同じ臨済宗の和尚様と一緒に参加してお経をお唱えさせていただきました。 その時に感じたのは、お経は違えども祈りは ひとつということでした。 祈りとは、み仏のお力をかりて災害が除かれ幸福が増すように祈ることです。 鎌倉、円覚寺の横田南嶺老師は「祈りは決して自らの願望のみではありません。 共に悲しみ、共に祈ることこそ、教義国境を越えた宗教の原点です。 いのちあるものが皆幸せであるように祈り願う、皆の幸せをいのることによって、 私達が本来もって生まれた仏心、慈悲心が目覚めます」と説いておられます。 皆の幸せこそ亡き人の願いです。その願いを私達が受け継いで生きるのです。 朝に夕に、皆の幸せを祈りましょう。
7月4日 真備法要 慰霊のお位牌
地蔵院では、お盆の総供養を行います。 ご先祖様はもとより、すべての仏さまへのご供養です。 どうぞお参りくださいますようご案内申し上げます。 8月22日(木) 午前10時より 法話 午前11時より 総 供 養 当日は、お車でお越しの方は、 お寺の西と正面に合わせて約50台収容の駐車場が ございますのでそちらをご利用ください。
「春のお寺参り」 先祖供養では、和尚様とお二人のお子様の小僧さんとで読経してくださいました。 小僧さんは和尚様とご一緒に大きな声での読経、ありがたいと同時に頼もしく思いました。 その後の休憩では、小僧さんのお給仕で甘茶をいただきました。 その後、神奈川県報国寺 副住職・菅原義功師のご法話を聴ました。 「祈りの心」 お盆(盂蘭盆)とお施餓鬼について お釈迦様の弟子で物事を見通す力に優れた目連尊者がある時、亡き母が地獄に落ち逆さ吊りにされ 苦しんでいるのを知りお釈迦様に相談しました。 教わった通りに施しをするとその功徳で母親は無事に極楽往生がとげられました。 これがお盆行事の始まりといわれています。 「日々の修行」 ○禅定 周りに流されない心を養う 座禅 ○布施には色々あります。 心施 思いやりの心 法施 相手の心に安らぎを与える 眼施 常に優しいまなざしを向ける 財施 お金など必要な人に与える 祈りの心が深まり広がって、心豊かに過ごしてください。 お参りされていたのは30数名でした。少し肌寒い日でしたが、ほっこりした気分になりました。
「宝福寺 研修会に参加して」 5月15日、宝福寺で坐禅をさせていただきました。 石段を昇り清されたお庭を通り、和尚さんに迎えられて本堂に入りました。 外は新緑がすがすがしく、この場に居るだけで幸せな心地でした。 静寂の中で皆さん大勢で読経する〝般若心経〟心ひとつにとても感動的で心に響きました。 そしていよいよ坐禅、坐禅堂でいつもとちょっと違った雰囲気で力を抜くよりも力が入ってしまいました。 食事をいただきましたが、ご飯・みそ汁・漬物とシンプルではありましたが、 最近いただくどんな豪華な食事よりもおいしくいただけました。 本当に貴重な体験をさせていただきました。 こういう会に参加させていただけるのも皆様のおかげと感謝しております。有難うございました。
「春の先祖供養」 4月13日 春の先祖供養とご法話がありました。 山門を入りきれいに掃除されたお庭を通るといつも気持ちが引き締まります。 読経の後に甘茶の接待を受けお手伝いをする小僧さんの成長ぶりが目に見えて頼もしく思いました。 ご法話は鎌倉から来られた菅原義功師 ご自分の体験を交えたお話で分かりやすく楽しく聞かせていただきました。 いろいろなお話の中の一つ 人のせいを受くるは難く、今ある命は有難いことである 生きていくことはいろいろ困難なこともあるが生かされている命は先祖やまわりの人々に守られ 当たり前の日々が過ごせるのは有難いと 年齢とともに生きていくことがだんだん難しくなって来るが 生かされている自分を感謝しながらやさしい目を持って過ごせたらと思います。
永代供養墓(合同墓)を、本堂の横に建立致しました。 個別での納骨もお受けします。 永代供養墓(合同墓)とは、皆さんでお使いいただける墓地のことで、 永代にわたりお寺でご供養いたします。地下に納骨室、地上に観音さまをお祭りします。 宗旨、宗派は問いません。お墓のことでご心配の方は、どうぞお問い合わせください。
改善、 気のついた事から、 気のついた時から、 気のついた人から。
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