お地蔵さん

【地蔵院通信】令和4年お盆 第52号

新型コロナウイルスにより不安な日々を過ごされている すべての皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、 一日も早い収束と皆さまのご健康をお祈り申し上げます。

合掌

- 修学旅行とお寺 -

先日、久しぶりに京都へ公用で出かけました。新幹線のホームや行く先々で修学旅行生の団体を見かけて、良かったなと思いました。

新型コロナウイルスの影響で大勢の生徒さんが旅行先の変更などを余儀なくされました。
ある有名なお寺では、拝観者が繁忙期の5%にまで落ち込んだそうです。
そのお寺の和尚様は、「世の中が回っていくことが大事」と仰っていました。
経済的な理由もありますが、バスに乗る、お寺に参る、食事をいただく、旅館に泊まる等の経験を通して色んな人のお世話になり、多くを学ぶことが出来ます。

旅情

以前、東福寺の管長様のところへ修学旅行生達が訪れました。 その時の感想が、「とにかく、修行僧さんというのは、すごい。最初に迎えに来てくれた時、ぼくのすねまで頭を下げたよ」と驚きの連続だったそうです。
同行なさった、校長先生も「本当に生きた教育の場を見てきました」と仰ったそうです。

お寺は学びの場所です。座したままでは分からないことも沢山あります。
新型コロナも、まだまだ油断は出来ません。
しかし、物事を学び経験することは大切です。
その機会を得て、次の世代に仏の教えを伝えていただけますように切に願います。

合掌

就寝前

- お盆の総供養 -

地蔵院では、お盆の総供養を行います。
ご先祖様はもとより、すべての仏さまへのご供養 ですが、 今年は3密を避けるために初盆のご家庭だけにお参りしていただきます。
どうかご理解とご協力の程、お願い申し上げます。

 8月22日(月)
 午前11時より 総 供 養

当日は、お車でお越しの方は、お寺の西と 正面に合わせて約50台収容の駐車場が ございますのでそちらをご利用ください。

- お地蔵さんの広場 -

「継続して元気をいただく」

倉敷市亀島 S.W


「道端で知人に出会い、地域安全推進員の概要を聞き、受けようかどうしようか迷っているうちに水島防犯協会、警察署から委嘱状を託され受理する。

先ず、朝の通勤時間ラッシュ時に集団登校している小学生の見守り活動から始めた。「おはようございます」の声かけに数名から元気な挨拶が返ってきて元気をいただいています。

卒業式を明日にした日に、女児登校班長に「卒業おめでとう。中学生になっても頑張ってね」と声かけしたところ、
「毎朝見守りしていただきありがとうございました。おかげで安全に登校することができました。これからもお体を大切にしてください」と思わぬ激励の言葉に感動しました。

推進員の任期2年を継続して14年間務めさせていただき、大したこともできませんでしたが、継続したことが認められたのか県知事からの功労賞を受賞しました。
80歳を目前に退任しましたが、子供たちへの見守り活動は継続しており今日も元気をいただいて帰りました。」

地域安全

- 永代供養墓(合同墓)のご案内 -

永代供養墓(合同墓)を、本堂の横に建立致しました。
個別での納骨もお受けします。
永代供養墓(合同墓)とは、皆さんでお使いいただける墓地のことで、 永代にわたりお寺でご供養いたします。
地下に納骨室、地上に観音さまをお祭りします。
宗旨、宗派は問いません。お墓のことでご心配の方は、どうぞお問い合わせください。

永代供養

- 俳句・川柳など -

過去忘れ 未来預けて 座禅する

倉敷市連島 M.M


星見つめ 瞬き返す 去年今年

明日へと 冬芽満ちくる 畑の黙

倉敷市 K.A


夏帽子 振って笑顔の 別れかな

水筒の 麦茶を提げて 母訪わむ

神域の 夏鶯に 労はられ

倉敷市笹沖 T.M


川柳

ほっと一息

こころは、

極楽もつくるが、

地獄もつくる

けんか

お願いします

皆様のご投稿をお待ちしています
◆投稿は原稿用紙一枚(400字)程度にまとめて下さい
◆俳句・短歌・川柳・詩などは官製葉書にお書き下さい
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尚、投稿はお返しいたしません
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令和4年度年忌表

 一周忌 令和三年度亡
 三回忌 令和二年度亡
 七回忌 平成二十八年度亡
十三回忌 平成二十二年度亡
十七回忌 平成十八年度亡
二三回忌 平成十二年度亡
二七回忌 平成八年度亡
三三回忌 平成二年度亡
三七回忌 昭和六十一年度亡
五十回忌 昭和四十八年度亡
※ご命日をご確認ください

年忌表